IP Messenger for MacOS X 用の BTS を公開
IP Messenger for MacOS X の不具合管理や要望を管理する BTS (Bug Tracking System)を用意したので公開します。
です。利用している BTS は Mantis です。
開発者や、BTS あるいはそれに類似したアイテム管理の Web システムを利用されたことのない人には、なにがなんだかとっつきにくいかもしれません。興味がなければ特に見ていただかなくてもよいかと思います。
位置づけ。
不具合報告や機能要望などをもらった場合に、これに登録して経緯を記録していきます。
目的はいくつかあります。
- 不具合管理
- 要望管理
- リリース管理
- 公開することで既知の不具合・要望か確認してもらうこともできる
- 自分へのプレッシャー
第一の目的は自分が使うことなので、日本語での運用にします。一応英語版ユーザよりも日本語版ユーザのほうが多いと思っていますし。
現状ではインストールして一部設定をいじった程度、登録しているものも自分で把握しているものだけです。まとめて登録・更新していたりするので運用自体が落ち着いていないのですが、これからはオンタイムで運用していけるつもりでいます。また、カスタマイズ等も進めていければと思っています。
ユーザについて。
参照するにはゲストアカウントにてアクセスしてもらうことになります。
Mantis にはサインアップ機能があって、メールアドレスがあれば誰でも自由にアカウントを作成できるのですが、OFF にしています。私自身が不具合・要望を登録するしないを判断して記載内容をコントロールしたいからというのと、英語圏の方がサインアップして英語で登録され始めると取り扱いが面倒になるのが理由です。
ログインできるユーザアカウントは絶対に作らないというわけではないので、結果的に開発にあたってやり取りが多い方にはアカウントを作ることもありえますが、そんな状況は…まずないと思っています。
チケット。
この BTS では、チケットというのが不具合や要望を登録管理する単位になります。不具合報告や要望をもらったら、チケットを登録して、コメントを入れたりステータスを変更しながら、修正を進めていきます。
チケットには “0000001” から通番で ID がふられていて、区別することができます。
利用方法(検索)。
チケットを検索することで、それが既に報告されているものかどうかが分かる場合があります。もし不具合報告の前に、既知の不具合かどうか確認してもらう余裕があればお願いします。
別に不具合や要望は、チケット登録有無を確認しないで連絡してもらっても構いません。失礼にあたる話でもなんでもありませんので、どしどしご連絡ください。実際のところ検索すれば必ず同じ内容のものが見つかるというわけでもありませんし。
単純にどれだけバグがあるんだ、とか、将来どんな機能を予定しているんだ、といった興味本位で見て頂いても嬉しい限りです。
トップページにアクセスすると、自動的にゲストアカウントでチケット検索ページに飛ばされると思います(これは設定なので将来的に別のページにする可能性あり)。あるいは上部ナビゲーションの「検索」に移動します。
ここで、チケットをワード検索したり、ステータスの条件設定をして絞り込んだりすることができます。
- リストの ID の列の番号をクリックすると、各チケットの詳細が確認できます。
- ゲストアカウントではチケットの登録や更新はできません。
- 「検索」とあるテキストフィールドにキーワードを入れて検索できます
- 「検索」の横の+マークをクリックして絞り込み条件を設定できます。
- 設定した検索条件はブラウザのクッキーに保存されており、次回アクセスしたときに同じ状態で閲覧可能です。
- 「固定リンクの作成」というリンクで、現在の検索条件の URL を作成できます。それをブックマークすることで複数の検索条件を切り替えて使うことも可能です。
利用方法(ロードマップ)。
上部ナビゲーションから「ロードマップ」を選ぶと、今後のリリース予定と進捗状況、それに含まれる予定のチケットのそれぞれの状態が確認ができます。
既知の不具合でも次回リリースには予定されておらず、将来のリリースに回されているものの中に、優先度を上げて次回リリースに是非入れて欲しいといった要望も、連絡いただければ検討します。
なお、ロードマップが 100 % になっても即リリースされるとは限りません。チケット登録されていない部分での作業等が影響してリリースが遅れる場合もあります。
(追記)
BTS へ登録する情報を頂くための各種フォームも公開しました。