LX3 ファームウェア 2.0
DMC-LX3 のファームウェアのアップデートが出ています。バージョン 2.0 にふさわしい結構な量の機能追加です。
- DMC-LX3ファームウェアアップデートプログラム | お客様サポート | Panasonic
- オートホワイトバランス性能の改善。
- オートフォーカス高速化。
- 「1:1画像横縦比撮影」機能の追加。
- 「ホワイトバランスブラケット」機能の追加。
- シーンモード「ハイダイナミック」機能の追加。
- 「レンズ位置メモリー(ズーム位置メモリー、MF位置メモリー)」機能の追加。
- 「メニュー位置メモリー」機能の追加。
- 露出補正・オートブラケット幅:±3EVへの設定範囲拡張。
- 「可動ガイドライン」機能の追加。
- 「再生時ハイライト」機能の追加。
- 「ユーザー名記録」機能の追加。
- デジタル赤目補正の[ON]/[OFF]切り替え設定メニューの追加。
- カスタム設定の保存項目の変更。
AF 高速化とレンズ位置メモリーはぱっと見嬉しいですね。
アップデート。
私は最近購入で最初から 1.3 だったため、初めてのファームウェアアップデートです。
方法は簡単で、まずは配布されているアップデータファイルをダウンロードして SD のルートに配置します。
その状態で起動すると、アップデートするか確認されるので「はい」を選択。
アップデートが開始され、1 分もせずにあっけなく終了します。
効果のほど。
アップデートしただけで実際に屋外や多数の撮影はしていないのでなんともいえませんが、AF 高速化は確かにきびきびと合焦するような気が…..します(プラシーボ効果?)。
ズーム位置の記憶はとても便利です。歩き回る時に、ちょくちょく電源を消して撮る場合でも電源を入れ直すと直前のズーム状態に復帰するのはいいです。電源を入れたときに「電源 OFF 時のズーム位置に復帰させています」というメッセージが出る時間がちょっと長くて邪魔な感じではあるのですが….。
1:1 撮影、ホワイトバランスブラケットや赤目補正などはメニューの奥の方にあるので少々使いにくそう。でもメニュー項目位置の記憶ができるようになったのであまり苦にならないかも。
シーンモードのハイダイナミックはなかなかすごい効果ですね。元々明るいレンズのカメラなのですが、夜の室内を撮影する時に暗いところが明るくとれて、かつ明るいところも明るすぎない。目で見えているよりも明るく撮れてしまいます。
いずれにしろ、これだけ大幅のアップデートを発売してから1年以上も経つ機種に提供してくれる Panasonic には拍手です。
[tmkm-amazon]B001D23KSS[/tmkm-amazon]