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WordPress 2.9

2009 年 12 月 22 日 コメントをどうぞ コメント

WordPress 2.9 が出ています。アップグレードしましたがちょっと困っています。

目立った新機能は以下の 4 つとのこと。

  1. ゴミ箱機能
  2. ビルトイン画像エディタ
  3. 一括プラグインアップグレード&対応バージョンチェック
  4. より簡単な画像埋め込み機能

それ以外にも 500 以上のチケットが対処されているそうです(チケットはバグだけではなく追加機能や些細な要望なども含みます)。
従来は今回のようにアップグレードしてしまってから困るケースが多いので、 3. の対応バージョンチェックは今後のアップグレードでは大きく期待です。

一括プラグインアップグレード&対応バージョンチェックで、プラグインを一気にアップグレードできます。いちいち一つずつクリックしてやらなくても、まとめてできるようになりました。また、プラグイン公式ディレクトリで集めたプラグイン互換性データを使って、新リリースの WordPress に対応しているプラグインを分かりやすくしています。これでアップグレードの大変さや恐怖を解消できるはずです。

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Simple Tags プラグイン。

既に随所で情報が出ていますが、Simple Tags プラグインを使っている場合は、事前対処しておいたほうが良いようです。

qTranslate プラグイン。

多言語対応プラグイン qTranslate を利用中の場合は、まだ対応するアップデートがでておらず問題があるので、待った方がよいです(2009/12/22 現在)。
既存コンテンツの表示については特に問題はなさそうなのですが(利用者に迷惑はかからない)、ダッシュボードでの投稿の編集が従来のようには動きません(管理者は困る)。

  • 投稿の編集画面を開くと、互換性のないバージョンだけど有効にするのか、というメッセージが毎回表示されます。
  • そのメッセージで強制的に有効にした場合、新規の投稿では上手く動いているように見えて、言語のタブ切り替えと Visual と HTML のエディタ切り替えが機能ぜず、既存記事の編集では記事本文の編集欄が消えてしまいます。
  • 編集するには、qTranslate は有効にしないままで、<–:ja–> といった多言語混在のコメントタグに注意しつつ、HTML エディタで編集する必要があります。Visual エディタを利用する場合には言語の切り替わり位置を注意しつつやる必要があります。

対応版の qTranslate がすぐに出ることを期待してちょっとだけこのままにしておきますが、なかなか出ない場合には 2.8.6 に一度もどすことを考えないといけません。ただ、直近のデータベース更新が失われないようにするには結構な手間がかかるので、エントリの頻度を減らして頑張って待つかもしれません。ホリデーシーズンなのがちょっと心配….。

MySQL 4.1.2。

また、2.9 から動作環境が MySQL 4.1.2 以上に変更になったということで(サブクエリが必要なんですね)、サーバを借りている場合は MySQL のバージョンを再確認した方が良いと思います。

ロリポップを利用している場合は MySQL 5 にデータベースを移行しておかないとエラーが出て動かないはずです。別のレンタルサーバで MySQL 4.0.27 で動かないという記事がありましたので、確実でしょう。ロリポップが MySQL 5 対応してくれてよかった−。


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