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歩いて帰宅してみた

2011 年 03 月 14 日 コメントをどうぞ コメント

そろそろ本気出そうと思った矢先に大変な地震が起きまして…。
土日はテレビに見入ったり、バタバタと買い物や給油に行ったりと(運良く給油でき、カセットコンロのボンベも買えた)、他にもアレコレあって 2 週連続土日出勤の後にやっと取れた休みだったというのにあっという間に過ぎてしまいました。
で、数日経ってしまいましたが地震当日の話。

とりあえず首都圏勤務者皆同じでしょうが、電車が復旧見込みなしということで徒歩で帰宅か会社に泊まるかを迫られました。今回は徒歩で帰宅してみました。最近会社が引っ越ししたおかげで以前よりも会社と自宅の距離が近くなっており、実際災害時には徒歩で帰れると思っていたので試してみたかったということもありました。会社は早々に業務終了を指示し、会社宿泊のための対処や食料差し入れなどなかなかいい対応だったのですが、家族が心配でしたし、何より徒歩ルートの距離感や目印の把握がしたかったので。

会社は用賀で自宅は港北ニュータウン。Google 先生の経路検索によれば 2 時間 30 分前後とのことでしたが、実際に歩いてみたところ 3 時間程度かかりました。Googleマップ のいう最短経路はとらず(無理と思って途中でコース変更)、比較的大通りで帰るコースとしたため、少し時間が余計にかかったこともあります。

分かったことは、

  • 災害時は停電になるので、大通り沿い以外で帰るのは結構危険(電灯が付いていない歩道のない道を歩いていると、マジで車に轢かれそうになります)
  • 停電の場所があると、普段の暗い夜道とは別次元で本当に真っ暗。懐中電灯を常時持ち歩くことはないので、iPhone の懐中電灯アプリはかなり有用
  • 国道 246 号は陸橋や高架になっている箇所がとても多いので震災の場合は徒歩ができなかったり、危険度が高かったりしそうでちょっと不安(そういう状況だと多摩川を越えられるかってのも課題)
  • iPhone の地図アプリ(要するに GoogleMap ですが)や GPS、電子コンパスは激しく有用。しかしネットが繋がらなければ(基地局も被災していれば)まるで用をなさないだろう点は課題
  • 革靴で歩くと 2 時間超えたあたりでふくらはぎが酷く疲れてくる(激しく個人差があると思われますw)
  • 自分のよく知っているエリア(庭ゾーン)に入ってからが妙に長く感じる
  • ほぼ一本道で曲がるのは一カ所だけで帰れるのは画期的(個人的に)

など。他にも色々あったと思うのだけどぱっと思い出せない。とにかくいざというときに初めて歩くのはやはり不安。可能であれば一度は歩いておいた方が良いと思います。

会社にスニーカーを一足置いておいたほうがいいのかもしれないが、やりすぎな気もする…。
月曜日から計画停電が行われますが、いろいろバタバタしそうですね…。


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