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Combo アップデートは本当に偉大だった

2009 年 11 月 14 日 コメントをどうぞ コメント

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今朝方大変な目にあいました。
昨晩、MacBook(Late2008)の 10.6.2 アップデートをしていなかったことに気がつき、SoftwareUpdate を確認すると、10.6.2 以外にも Saferi 4.0.4 のアップデータもありました。そこで両者を一気にアップデートをかけ、再起動がかかったところで寝ました。…が。

今朝方ログインしてみると、Mail.app の調子がおかしくなっていました。具体的には、複数のアカウントが登録されているのですが、すべてのアカウントについてパスワードをたずねるダイアログが繰り返し出てきます。入れても入れても繰り返し出てくるのでキャンセルすると、アカウントはオフラインになってしまいメールが見られません。
Mail.app を起動しなおしても、ログアウトとログインをしなおしてみても、再起動しても状況が改善せず、正直かなりブルー入りました。
しばらく繰り返すうちに、ちょっとしたルールに気がつきました、パスワードをたずねられた際「キーチェーンにパスワードを保存する」をチェックしているとダメみたいでした。チェックをはずすと繰り返しダイアログが出ることはなく、メール受信ができるようになります。しかし、それも Mail.app を終了するまでだけで、起動しなおすとまた同じ状態に戻っていまいます。

状況的にキーチェーンに問題があると考え、
~/Library/Keychains/login.keychain
を見てみると、ファイルの owner が root になっており、アクセス権が 644(-rx-r–r–)になっていました。キーチェーンに書き込みが出来ないわけです。書き込めないことで処理が途中でエラー終了しているものと思われました。そこで、login.keychain の owner を変更してみましたが…状況は改善せず。どうも単純ではなさそうです。

少々途方に暮れていたのですが、よくこういうときに SoftwareUpdate からアップデートして問題が発生したら、Combo アップデート(統合アップデート)を適用すると直る、という話を思い出しました。
OS のアップデータが出るたびにそういった話を目にしますが、正直まゆつばだなあ、という印象を持っていました。

ためしに 10.6.2 統合アップデートと適用してみると、これがばっちりあっけないほどに直ってしまいました….。すごい。
ちなみに、統合アップデートと当てると、既に適用していた Safari4.0.4 が SoftwareUpdate に再び表示されるようになり、適用しなおしました。

OS アップデートでトラブルにあったときには統合アップデート、ダメもとでトライする価値があるようです。なんだか理屈はよく分かりませんが、かなり固定的な(安全性の高い)構成にしてくれるようです。


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